皆さんこんにちは!
スクールKG塾長の駒田です。
今回は中学生の夏休みの課題の定番であり、宿題として残すとやっかいなあいつの倒し方(税の作文の書き方)について説明していきます。笑
もうタイトルからもわかるように、やっかいなあいつとは『税の作文』です!
国税庁のHPにはこんな文言が書いてあります。
「将来を担う中学生の皆さんが、身近に感じた税に関すること、学校で学んだ税に関すること、テレビや新聞などで知った税の話などを題材とした作文を書くことで、 税について関心を持ち、正しい理解を深めていただくという趣旨 で実施しているものです。」
学校の社会の授業ではまだ公民にも入っていない(まだ歴史を教えている)中学校もある中で、学習していることを前提としたこんな課題を出されても普通に書けるわけないですよね。
しかも400字の原稿用紙3枚(1200字)以内って。。。
こんな課題出されたら正直「税金ってめんどくさいものだな」というイメージしか付かないと思うんですが。。。
ただ学校の課題となるとやらないわけにはいかないと思いながらも、消費税ぐらいしか接点のない税金に関する文章を書けというのは多くの中学生にとってかなりハードルの高いものかと思います。
そこで!
今回は税の作文をさらっと書けるようになるためのポイントをいくつか紹介します!
税の作文に苦しむ中学生が、この内容を参考にしてできるだけ負担が少なく夏休みの課題を終わらせられれば幸いです^^
①『税』を知る
そもそも何故税金を払わなければならないのでしょうか?
それは私たちが安全に生きていくためです。
生きていくためには様々な”物”が必要になります。
その”物”に対して税金が使われており、そのおかげで不自由なく生活することができています。
家の前の道路はボコボコではないですよね?
学校の廊下で崩れそうになっているところはないですよね?
日々あまり意識することはないかと思いますが、そういった普段意識しないようなところに使われているのが税金です。
また、メディアでもよく取り上げられているように国会議員の給料も税金ですし、警察官や消防士等の公務員の給料も税金から支払われています。
警察を呼ぶのにお金がかかれば犯罪者が捕まえられなかったり、救急車を呼ぶのにお金がかかれば本来助かる命が助からなかったりしてしまいます。
このような私たちの生活を守るために使われている物が税金だと思ってください。
②『税』との繋がりを考える
では次に具体的に私たちの生活と税金がどのように繋がっているのかを考えていきます。
普段よく遊びに行く公園をよく見てみてください。
ある日遊具が綺麗になったりすると、遊具の中に「○○市納税者」という文字があったりします。
小さい頃から当たり前に遊んでいたあの遊具は税金を使って設置されています。
学校のパソコンルームを思い浮かべてください。
1台10万円以上するようなパソコンがたくさん並べられていますよね。
あのパソコンも税金で購入されています。
毎週〇曜日は燃えるごみの日だから、家の前にゴミを置いておけば回収してくれますよね。
回収されたゴミはゴミ集積場で綺麗に処理してくれるお陰で、町の中はいつも綺麗な状態を保つことができています。
このゴミを集めて処理するお金にも税金が使われています。
このようにあげればキリがないですが、私たちの生活の至る所で税金が使われており、子どもだから税金は関係ないということはありません。
他にもどんな所に使われているのか興味を持った人は是非詳しく調べてみてください!
国税庁 税の学習コーナー: https://www.nta.go.jp/taxes/kids/nyumon/index.htm
少し長くなりましたので今回はここまで!
次回は文章の「書き方のポイント」から説明していきます!